Fラン大学に行く意味はあるのか?おすすめしない理由と、行ってもいい場合


こんにちは、けんすけ(@kensuke_blog)です。

今回は「Fラン大学って行く意味あるの?」と考えている人向けに、Fラン大学の価値についての見解を述べていきます。

この記事におけるFラン大学の定義

Fラン大学には人によって様々な定義があります。

例えば、MARCH未満の大学をFランとみなす人や、偏差値がBF(受験生のほぼ全員が合格するので偏差値が測れない)ランクの大学をFランとみなす人もいます。

ですが今回は、「大東亜帝国より下のレベルの大学」と定義します。

なので、「河合塾の偏差値が45未満の大学」がこの記事におけるFラン大学だと思ってください。

Fラン大学に行く意味はあるのか?

Fラン大学のイメージ

早速結論なのですが、Fラン大学に行くのはやめておいた方がいいでしょう。

その理由は主に次のようになります。

  • 学生の質が低い
  • 大学が潰れる可能性が高い
  • 就職に不利
  • 授業が低レベル
  • 努力の資質がないと判断される

これらの詳細を順番に解説していきます。

学生の質が低い

タバコのポイ捨て

まずFラン大学とそうではない大学の学生を比べると、学生の質に大きな差があります。

Fラン大学の学生は非常に無気力な人が多いです。

受験勉強もしなくなければ就職もしたくない、そういう人が集まるのがFラン大学です。

確かにレベルの高い大学を受験したけど受からなかった人や、親に県外の大学を反対され仕方なく入学した人もいます。

しかし、そのような人も「周りのレベルが低すぎて病むor自分も周りと同じレベルになる」という結果になることが多いです。

荒れた公立中学校にいたことがある人ならわかると思いますが、頭の良くない人は「勉強をすることや読書をすること=ダサい・オタク」とみなす傾向があります。

Fラン大学に来るのも、そういう考えをする頭の良くない人が多いです。

なので「高校までは勉強してこなかったけど、大学から勉強を頑張ろう!」と考えている人は、いますぐに勉強して少しでも偏差値の高い大学に入りましょう。

大学が潰れる可能性が高い

倒産のイメージ

Fラン大学は潰れる可能性が高いです。

何故ならば、少子化と不景気の影響はレベルの低い大学から順に受けていくためです。

例えば、広島にある某私立大学が2020年度より学生の募集を停止するという発表をしました。

この大学は定員割れの続いているBFランクの大学だったのですが、同じようなレベルの大学から潰れていくことは大きな改革を起こさない限りはほぼ確実だと 思われます。

逆に早慶やMARCHなどの難関大学や、日東駒専などの首都圏を中心とする有名大学は志願者数が増えていっているので、今後も生き残る可能性は極めて高いです。

就職に不利

就職氷河期のイメージ

Fラン大学は就職も悪いです。

東洋経済が発表している「『有名企業への就職率が高い大学』TOP200」から、一部の私立大学の有名企業就職率を抜粋してみると次のようになります。

  • 早稲田大学 36.7%
  • 明治大学 28.9%
  • 立命館大学 23.9%
  • 成城大学 17.5%
  • 西南学院大学 15.4%
  • 日本大学 9.8%
  • 近畿大学 9.6%
  • 亜細亜大学 6.3%

参考:https://toyokeizai.net/articles/-/301227

大学の偏差値と大企業への就職率はほぼ比例しています。

知名度がある大東亜帝国でも、亜細亜大学以外は有名企業への就職率が5%未満でした。

さらに、このランキングの数値は総合職以外に一般職も含めた数字なので、Fラン大学から有名企業に総合職で採用される割合は限りなくゼロに近いことが推測できます。

では、何故Fラン大学から有名企業への就職が難しくなっているのでしょうか?

それには主に2つの原因があると考えます。

  • 学歴フィルター
  • そもそも有名企業を受けない

まず、学歴フィルターについては様々な人が言及していることなのでここでは詳しくは触れないこととします。

それよりも大きな原因は、Fラン大生の実態にあると思われます。

上にも書いたように、Fラン大学に通っている人は有名企業を受けようとしません。

彼らは基本的に無気力なので、最初から有名企業に行くことなどできないと思い込んでいます。

なので最初から中小企業しか受けないという傾向があります。

もしFラン大学から有名企業に行くことを宣言しようものなら、

「こんな大学から行けるわけないのに、何いってんだか」

「どうせ大企業に行っても営業しかされてもらえないソルジャーになるしかないでしょ」

「都会のブラック企業に行くぐらいなら、地元の中小企業にのんびりする方がいいっていうのに」

と、周りから否定されます。

彼らの多くは勉強することを放棄してきた人なので、努力することや大きな目標を掲げることをダサいこと、恥ずかしいことだと思っています。

そのような環境では就職先のレベルも低くなります。

そしてFラン大生の多くは自分たちの就職が悪いのは学歴フィルターのせいだといい、社会や企業に原因があり自分たちは悪くないと考えています。

少しでもいい企業に入りたいのなら、Fラン大学はやめましょう。

授業が低レベル

Fラン大学の授業のイメージ

Fラン大学は授業が非常に低レベルです。

授業中は常に騒がしく、教授も注意せず諦めている人が多いです。

授業で教える内容もとても大学生の勉強するような内容だと思えません。

英語はbe動詞からやったり数学では1次方程式からやるなど、高校までをまともに過ごしてきた人なら退屈で仕方のないような内容です。

当然研究のレベルも高くなく、まさにレジャーランドとしての役割しか果たせていません。

大学生としてまともに知識や思考量を身に付けたいのなら、Fラン大学はやめましょう。

努力の素質がないと判断される。

疲れ果てた女性

Fラン大学に通うと、努力することができないと判断されます。

確かに勉強だけできても社会で活躍できなければ仕方がありません。

しかし、受験勉強する努力できない人が社会で活躍することは難しいです。

世の中にはFラン大学卒でも活躍している人はいますが、それは割合としてはかなりの少数派です。

社会で活躍している起業家などの経歴を見ると、その多くが一流大学出身者です。

なのでFラン大学出身だと、努力の素質がないと判断されることが多いです。

1年間ちゃんと受験勉強をすれば日東駒専ぐらいの大学は合格できるので、最低でもこれぐらいのレベルの大学には入っておいた方がいいでしょう。

Fラン大学はおすすめできないけど…

このような理由から、Fラン大学はおすすめしません。

受験勉強をして国公立大学や日東駒専以上の私立大学に行くことをおすすめします。

最短で日東駒専に合格するための方法はこちらの記事で解説しているので、参考にしてみてください

とはいえ、Fラン大学に行くのも多少はメリットがあります。

具体的には次のような感じです。

  • 受験勉強しなくていい
  • 卒業するのが簡単
  • 一応大卒の資格は貰える
  • 特待生になるのが難しくない

上の3つはつまり、あまり勉強しなくても簡単に入学できるし簡単に卒業できるということです。

また、Fラン大学は入試で高得点を取れば特待生として学費免除や減額をしてもらえる場合があります。

勉強はできるけどお金がないし奨学金を借りたいという場合なら、特待生としてFラン大学に行くのも戦略としてはアリです。

しかしその場合は、周りのレベルの低さや就職の悪さは覚悟しておいてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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