こんにちは、けんすけ(@kensuke_blog)です。
今回は「特に行きたい大学はないけど、とりあえず有名大学に行きたい」と考えている受験生には、MARCHよりも関関同立を狙うべきであるということをお伝えします。
目次
この記事の対象者
先ほども書いたように、この記事はとりあえず有名大学に行きたいと考えている人に向けての記事です。
「自分は〜大学に合格したい!」とか「大学に入学したら〜についてを研究したい!」と考えている人は、その目標を目指していく方がいいです。
有名大学に行く意義

そもそも、有名大学に行く意味はあるのでしょうか?
「有名大学の方が楽しい」とか「有名大学だとモテる」といったこともあるかもしれませんが、主観が入ってしまう内容なので今回は言及しないことにします。
やはりデータとして見ることができる実績としては、「就職」ではないでしょうか。
実際のデータを見てみましょう。
今回使用するデータはこちらも東洋経済ONLINEが発表した「『有名企業への就職率』が高い大学ランキング」より引用しています。
「有名企業への就職率」が高い大学ランキング
https://toyokeizai.net/articles/-/237539
こちらのデータによると、有名企業の就職率への就職率は次のようになっています。
- 早稲田大学・・・37.2%
- 明治大学・・・28.4%
- 立教大学・・・25.8%
- 中央大学・・・23.2%
- 同志社大学・・・30.5%
- 立命館大学・・・23.2%
日本には700校以上の大学がありますが、有名企業への就職率上位100位で約10%、上位200位で約5%です。
そうすると、上で名前を出した大学の有名企業への就職率がかなり高いということが実感できるかと思われます。
就職だけが全てではありませんが、データ的にはこういった事実があります。
なぜMARCHより関関同立を目指すべきなのか?

有名大学と言っても、様々な大学があります。例えば、
- 旧帝大(東大、京大、阪大、東北大、名古屋大、九州大、北海道大)
- 早慶(早稲田、慶応)
- MARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)
- 関関同立(関西大、関西学院、同志社、立命館)
などが代表的な有名大学です。
そんな有名大学の中でも比較的入りやすい方であると言われているのが『MARCH』と『関関同立』です。
旧帝大などの最難関国立大学は、受験に必要な科目数が多いです。
また、最難関私大である早慶は入試問題のレベルが高く、かなりの勉強量や対策が必要になります。
それに対し、MARCHと関関同立は受験科目数が少なく(基本的に3教科)、問題もそこまで難しくありません。
では、なぜMARCHではなく関関同立を目指す方が良いのでしょうか?
一言で言うと、関関同立の方が受かりやすいからです。
それではここからは、MARCHより関関同立の方が受かりやすい理由についてをお伝えしていきます。
関関同立の方が偏差値が低い
まず最初の理由として、「関関同立の方が偏差値が低い」ということが挙げられます。
実際のデータを見てみましょう。
河合塾が発表している最新の私立大学の偏差値ランキング()は次のようになっています。
入試難易予想ランキング表
https://www.keinet.ne.jp/rank/
1位 慶應義塾大学 68.8
2位 早稲田大学 67.7
3位 上智大学 64.2
◎4位 立教大学 62.5
◎5位 明治大学 62.3
◎6位 青山学院大学 61.8
★7位同志社大学 61.7
◎8位 中央大学 60.8
◎9位 法政大学 59.8
10位 学習院大学 59.4
★11位 関西学院大学 58.9
★12位 立命館大学 58.6
★13位 関西大学 58.0
MARCHには◎、関関同立には★のマークをつけています。
上のデータを見るとわかるように、関関同立の方が全体的にMARCHよりも偏差値が低めです。
同志社大学に関しては偏差値がMARCH上位と同じぐらいなので、関西学院大学、立命館大学、関西大学が狙い目だと言えるでしょう。
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対策しやすい
次の理由としては、関関同立の方が「対策しやすい」という点です。
というのも、MARCHでは学部・入試方式ごとの問題の形式や難易度が大きく違います。
特に明治大学、青山学院大学では学部ごとによって別の大学であるかのように問題の形式や難易度が違っています。
それに対し、関関同立では基本的に学部・入試方式ごとによる問題の傾向は変わりません。
つまり、1つの大学につき対策は1つで良いので、あまり入試まで残された時間がないという人でも対策をやりやすいです。
同じ大学で複数の学部を併願することで合格率はかなり高くなります。
センター利用で受かりやすい
「センター利用で受かりやすい」というのも関関同立をおすすめする理由です。
では、具体的にデータを見てみましょう。
次の画像は立命館大学経済学部のセンター利用のボーダーです。

立命館大学経済学部は3科目で83%、5科目で76%がボーダーになっています。
次に、関西大学社会安全学部のセンター利用のボーダーです。

関西大学社会安全学部は3科目で77%、6科目で74%がボーダーになっています。
これはMARCHに比べるとかなり低めのボーダーになっています。
例えば、明治大学のセンター利用3科目型において文系学部の中で最もボーダーが低いのは文学部の88%、青山学院大学も文学部の88%です。
センター利用での合格を狙う場合でも、関関同立の方が受かりやすいです。
文系数学が簡単
最後の理由としては、「文系数学が簡単」ということです。
これは実際に過去問を見ていただければわかるのですが、特に関西学院大学の文系数学の問題はかなり簡単です。
選択科目を決め切っていないという方は、文系数学を選択するのが圧倒的におすすめです。
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具体的にどの大学を狙うべきか?

ここまでMARCHよりも関関同立をおすすめしてきましたが、具体的に関関同立のどこの大学を狙うべきなのかについてに僕の見解を述べていきます。
個人的には、関西大学か関西学院大学をおすすめします。
関西大学は偏差値が関関同立の中で一番低く、問題の難易度もそこまで高くないので一番狙い目であると思われます。
関西学院大学は文系数学選択者にとっては最も受かりやすい大学でしょう。
最後に
今回は、とりあえず有名大学に行きたいという人に向けて、MARCHよりも関関同立を狙うべきであるということをお伝えしてきました。
行きたい大学ややりたいことがないのならとりあえず有名大学に行っておいた方がいいかなと思われます。
有名大学だと色々と得することが多いですし、人生の選択肢も広げることができます。
というわけで、記事を読んでいただきありがとうございました。
何か質問等がある場合は僕のツイッター(@kensuke_blog)までお願いします。
今回の内容をぜひ参考にしてみてください。
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